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ソフトバンクGとアリババ、今年初のIPO棚ぼた利益-ゴートゥーで

  • インドネシアのゴートゥー、11日に上場-IPOは今年有数の規模
  • ソフトバンクGとアリババのゴートゥー保有株、合わせて約50億ドル

配車サービスや電子商取引、フィンテック事業を手掛けるインドネシアのゴートゥー・グループの新規株式公開(IPO)は、今年のIPOとして世界有数の規模に達した。初期に出資した中国アリババグループやソフトバンクグループのビジョン・ファンドにとって、ここ数カ月に株価が低迷していたこともあり、IPOの成功は朗報となった。

  ゴートゥーは先週のIPOで11億ドル(約1360億円)を集め、アリババとビジョン・ファンドの保有株は合わせて約50億ドル相当となった。両社が今年のIPOで初めて確保した多額のウインドフォール(棚ぼた)利益だ。

  ただゴートゥーの最高幹部にとって、今回の成功はアジアのIPOで最近見かけるような資産獲得にはつながっていない。

  IPO目論見書に基づくブルームバーグの試算によると、アンドレ・ソエリスティオ最高経営責任者(CEO)の持ち株は上場後に2億3500万ドル相当、ゴートゥー前身企業の共同創業者ケビン・アルウィ、ウィリアム・タヌウィジャヤ両氏の保有株はそれぞれ2億1300万ドル、4億9400万ドルとなる。

  ソエリスティオ、アルウィ、タヌウィジャヤ3氏はIPO後も26%の議決権を維持するが、出資比率は低い。オーバーアロットメントを想定した場合にタヌウィジャヤ氏の持ち株比率は1.77%、ソエリスティオ氏は0.84%、アルウィ氏は0.77%。一方でビジョン・ファンドは8.71%、アリババは8.84%。

   ゴートゥー幹部が保有する株式価値について、同社はコメントを控えた。

原題:

Alibaba, SoftBank Score First 2022 IPO Windfall With GoTo Sale(抜粋)

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