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ECBだけでインフレ退治は大きな代償、政府と連携を-パネッタ理事

欧州中央銀行(ECB)のパネッタ理事は、エネルギー高騰が主導する現在のインフレ高進への対応をECBだけに委ねれば、社会に多大なコストがかかるだろうとの考えを示した。

  パネッタ理事は6日、イタリアのカッシーノで講演し、インフレ高進の大半が金融政策の影響を超えた地政学的な要因を原因とするものであるため、中央銀行が対処するとすればユーロ圏経済を減速させる強力な行動をとらざるを得なくなると主張した。

  「インフレ期待が十分に抑制されている状況で、金融政策だけで短期的なインフレの抑制を図ろうとすれば、代償は極めて大きくなるだろう」と述べた。

  さらに「金融政策の引き締めは、輸入するエネルギーや食料品の価格に直接影響を与えるものではない。これらの価格は世界的な要因、特に今は戦争によって押し上げられている。ECBがインフレ抑制を図るとすれば、大幅に内需を抑圧しなければならない」として、「財政と金融が連携した戦略をとれば、インフレ抑制に伴うコストを緩和できる」との見方を示した。

原題:ECB Needs Governments to Tackle Inflation Too, Panetta Says

(抜粋)

 

  

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