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きょうの国内市況(4月6日):株式、債券、為替市場

Japanese yen and U.S. dollar banknotes are arranged for a photograph

Japanese yen and U.S. dollar banknotes are arranged for a photograph

Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

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●日本株は大幅安、米金融引き締め加速を懸念-成長銘柄や景気敏感安い

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   東京株式相場は大幅に下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事の発言を受けて米金融引き締めペースの加速による景気懸念が広がった。米長期金利は時間外取引で2.6%台と約3年ぶりの高水準に上昇し、将来収益からみて割高感が出る半導体関連などのグロース(成長)株に売りが出た。鉄鋼や海運、自動車関連などの景気敏感株の下げも目立った。

  • TOPIXの終値は前日比26.21ポイント(1.3%)安の1922.91
  • 日経平均株価は437円68銭(1.6%)安の2万7350円30銭

いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員

  • ブレイナードFRB理事の発言を受けて米長期金利が急上昇し、投資家心理を冷やした。3月中旬の日本株は米国株以上に急騰していたため、利益を確定する売りが出やすい需給要因もあった
  • 景気循環(シクリカル)株が下げたのは、米国で利上げが進む夏ごろにかけて景気が悪化するとの懸念が根強いからだ。特に原油高もあって自動車関連は厳しいだろう
  • ただ3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て金融政策の不透明性のピークは超えた。企業決算の開示が本格化すれば慎重な計画は織り込み済みのため悪材料の出尽くし感から相場が反発するきっかけになり得る

東証33業種

下落率上位海運、金属製品、鉄鋼、ゴム製品、繊維製品、輸送用機器、機械
上昇率上位石油・石炭製品

●債券大幅安、長期金利は日銀上限めど0.25%に接近-超長期中心に売り

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  債券相場は大幅安。米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事の発言を受けて米長期金利が大幅に上昇したことで売りが優勢となった。超長期債の利回り上昇が大きくなり、長期金利は0.235%と日本銀行が許容する上限の0.25%に再び接近した。

   SMBC日興証券の奥村任金利ストラテジストは、「米金利は期待インフレ率が明確に低下するなどしなければ、追加的なFRBのタカ派メッセージを警戒する時間帯が続く」と指摘。国内金利が0.24%程度になると指し値オペ実施の可能性が高まるとの見方を示した。あすの30年債入札は「金利水準に妙味があるのは間違いない。一定の需要はある」と話した。

  • 新発10年債利回りは2.5ベーシスポイント(bp)高い0.235%
  • 新発20年債利回りは5bp高い0.77%、新発30年債利回りは5.5bp高い1.02%
  • 長期国債先物6月物の終値は前日比51銭安の149円25銭。23銭安の149円53銭で取引を開始し、午後には一時149円20銭まで下落

 

●ドル・円は上昇、米国の金融引き締め期待で-一時124円台

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  東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事がバランスシートの縮小を来月にも開始する意向を示したことを受けた米長期金利上昇・ドル高の流れがアジア時間でも続き、一時は約1週間ぶりに1ドル=124円台に乗せた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時15分現在、前日比0.3%高の123円99銭。ここまでの取引では123円54銭を安値に一時124円05銭と3月29日以来の高値
  • インターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は一時前日比0.2%高の99.638と2020年5月26日以来の高水準

スタンダードチャータード銀行金融市場営業部の江沢福紘エグゼクティブディレクター

  • ドル・円はブレイナードFRB理事のタカ派的な発言を受けた米金利上昇に連動した流れが継続しており、3月28日高値125円09銭が意識されている
  • 日米金利差や日本の貿易赤字の拡大に注目が集まる中では、ファンダメンタルズ的に方向感は変わらない。政府による円安けん制など口先介入はドル・円の上昇ペースを緩めるものにとどまるだろう
  • 新年度入りし、輸入企業によるヘッジのニーズも強い。また投資家の対外投資もこれから始まるということを考えると、ドル需要の強い時間帯は続きそう
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