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モデルナ製ワクチン、アフリカ連合などが追加購入せず-配布問題で

  • AUとCOVAXはワクチン追加取得の選択権を行使せず
  • 発展途上国では供給が接種になかなか結びついていない状況
A healthcare worker administers a Moderna Covid-19 vaccine booster shot at a mass vaccination site in Tokyo.

A healthcare worker administers a Moderna Covid-19 vaccine booster shot at a mass vaccination site in Tokyo.

Photographer: Eugene Hoshiko/AP Photo

低中所得国向け新型コロナウイルスワクチンの買い手2機関が、米モデルナから数億回接種分を追加購入する選択権を行使しないことを決定した。パンデミック(世界的大流行)が落ち着く中、需要が減少しつつあることを示唆している。

  発展途上国は供給がなかなか接種に結びついていない状況にあり、アフリカ連合(AU)とワクチン共同購入の国際的枠組み「COVAX(コバックス)」は同ワクチンを追加取得しないことを決めた。世界的なワクチン接種開始の動きに取り残された低所得国は今、資金不足やワクチン忌避、サプライチェーンの問題など配布を妨げる要因に対応している。

  過去何カ月にもわたり、有効性が高いモデルナのメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンは世界の大部分にとって手の届かない存在で、同社に対するアクセス拡大を求める圧力は強まっていた。

  ヨハネスブルクで公衆衛生の弁護士や研究員を務めるサフラ・アブドール・カリム氏は「ワクチンを取り巻く環境はここ数カ月に大きく変化した」と指摘。「ワクチンを極めて緊急に必要とする状況から、今ではそれを確保しているという状態になった」と述べた。

Vaccine Stocks

Low-income countries still have least available vaccine

Source: Airfinity Ltd.

Shows available doses in millions

 

原題:

Moderna Covid Shots Turned Down by Buyers on Delivery Woes (1)(抜粋)

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