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バークレイズ、プライベートクレジット分野への参入検討-関係者

  • 計画は初期段階にあり、市場参入の具体策はなお検討中
  • プライベートクレジット業界規模、21年6月までの5年間にほぼ倍増

英銀バークレイズはグローバルなプライベートクレジット戦略策定を進めていることが、事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。同行は成長著しい1兆2000億ドル(約147兆円)規模の同分野に参入する考えだ。

  同関係者が公に発言する権限がないとして匿名で語ったところによれば、計画は初期段階で、市場参入の具体策をなお検討中のため、外部の投資家とは連絡を取っていない。同行の広報担当者はコメントを控えた。

  銀行各行にとって、プライベートエクイティー(PE)の債券版であるプライベートクレジット事業への参入はいくつかの面で合理的だ。非公開の債券市場で調達される融資規模は世界的に伸びが加速。調査会社プレキンによると、業界の運用資産は2021年6月時点で1兆2000億ドルと、5年間でほぼ倍増した。

  皮肉なことに、この分野の成長の少なくとも一部は銀行の方針が寄与している。銀行は金融危機時に被った損失や銀行規制改革に伴う資本コスト上昇をきっかけに従来型の融資から手を引いた。バークレイズも2015年に5億ポンド(約800億円)の融資ポートフォリオをアレス・マネジメントに売却している。

Boom Time

Private credit managers have amassed almost $1.2 trillion from investors

Source: Preqin

原題:

Barclays Eyes a Move Into the Lucrative World of Private Credit(抜粋)

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