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きょうの国内市況(4月5日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX反落、金利上昇が一服し金融が安い-円高で売り圧力強まる

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  東京株式市場はTOPIXが反落。主要国の金利上昇が一服し、保険や銀行など金融株の売りが優勢になった。外国為替相場が円高に振れたのも輸出関連に売り圧力を強めた。日本銀行の黒田東彦総裁が午前の衆院財務金融委員会で、3月の円安局面について「今回の為替相場の変動はやや急」だと答弁したことが材料視された。一方、日経平均株価は続伸。ファーストリテイリングなどの値がさ株の上げが支えた。

  • TOPIXの終値は前日比4.51ポイント(0.2%)安の1949.12
  • 日経平均株価は51円51銭(0.2%)高の2万7787円98銭

アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー

  • 欧米がロシアに対して制裁を強化する不安が高まり、売りが優勢になった。企業の業績計画を確認したい投資家が様子見姿勢を強めた影響も出た
  • 金融株が大きく下落したのは、金利上昇に伴う利ざや拡大が株価に織り込まれ、むしろ一段の金利上昇は景気悪化による悪影響が大きくなるとの警戒感が出たからだ
  • 半面、インフレや円安で収益性が悪化しない銘柄は上昇し、値上げ方針をはっきりさせている小売りや陸運の銘柄に資金が向かった印象がある。期初で新規資金も入っており、日本株はもみ合う相場が続きそうだ

東証33業種

上昇率上位鉱業、陸運、小売、サービス、精密機器、情報・通信
下落率上位保険、海運、銀行、電気・ガス、鉄鋼、卸売

●超長期債が下落、30年債入札控えて売り優勢-長期金利は小幅低下

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  債券相場は超長期債を中心に下落。7日の30年債入札を前に売りが優勢だった。日本銀行が長期金利の上限堅持を鮮明にしていることで10年債は小幅上昇。この日の10年債入札は無難に消化された。

 
  • 新発20年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.72%、新発30年債利回りは1.5bp高い0.965%、新発40年債利回りは2bp高い1.025%
  • 新発10年債利回りは0.5bp低い0.205%
  • 長期国債先物6月物の終値は横ばいの149円76銭。夜間取引が堅調だった流れを引き継ぎ買いが先行し、149円92銭まで上昇。午後に入り徐々に水準を切り下げた
先物中心限月の推移
 
 

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 30年債は7日の入札に向けた調整売りで下落した
  • 10年債は日銀の価格下支えもあり堅調に推移したが、0.2%割れの水準で買う投資家は限定的
  • 30年債入札は利回りが1%なら買いたいという投資家が多いが、3月に1%で買った投資家もおり、焦って買わなくても良いという声も。現在の水準で迎えればやや弱めの入札となる可能性が高い

10年国債入札

  • 最低落札価格は99円97銭と市場予想中央値と一致
  • 応札倍率は3.61倍と2020年11月以来の高水準、前回は3.24倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は2銭、前回は1銭

●ドル・円は下落、黒田総裁発言で円買い-早期利上げ観測で豪ドル急伸

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。日本銀行の黒田東彦総裁が最近の為替相場の変動はやや急だと発言したことを受け、急速な円安進行への警戒感がやや強まり、円を買う動きが優勢となった。オーストラリアドルは急伸。同国中銀が公表した声明文から「忍耐強い」との表現が消え、早期利上げ観測が強まった。

 
  • ドル・円は午後3時10分現在、前日比0.2%安の1ドル=122円55銭。122円86銭を高値に一時122円38銭まで下落
  • 豪ドル・ドルは0.9%高の1豪ドル=0.7613ドル

クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長

  • 黒田総裁の発言を受けて、円安のスピードに注意しなければならないとの受け止めでドル・円が下落。財務相の円安も含めてという発言も、円安の方に重きを置いてきている感じがある
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