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ロシア軍が部隊再配置、ウクライナ東部に攻撃集中へ-米大統領補佐官

  • 「ロシアはウクライナ全体を従属させようとして失敗」-サリバン氏
  • 新たな段階の攻撃は「数カ月かさらに長い期間」続く可能性

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は4日、ロシアが戦争の目標を大幅修正し、ウクライナ東部のドンバスとルガンスクへの攻撃に集中するため軍部隊を再配置しているとする米国の分析を明らかにした。

  サリバン氏は記者会見で、「あらゆる兆候から見て、ロシアは東部でウクライナ軍を包囲し圧倒しようとするもようだ」と指摘した上で、プーチン大統領がその後に「戦術的成功を利用し、成果を語って軍の失敗を大したことではないとする態度を示すだろう」と分析。「ロシアはウクライナ全体を従属させようとして失敗した」と語った。

  サリバン氏は、米国が今週中に追加の対ロシア制裁を発表することも明らかにした。ロシアに対するエネルギー分野での新たな制裁について同盟国と協議しているという。

White House Holds Daily Press Briefing
ホワイトハウスで会見するサリバン米大統領補佐官(4日)
Photographer: Ting Shen/Bloomberg

  米国はロシアがウクライナ侵攻を計画していると昨年の終わりごろから予測し始め、ロシア大統領府はこれは繰り返し否定したが、米国の分析が正しかったことがその後示された。

  サリバン氏は、ロシアがクリミアでの水供給のコントロールを維持するため南部都市ヘルソンを支配し続けながら、ドンバスとルガンスクの攻撃に集中し、北部ハリコフに圧力をかけると予想。「軍事的および経済的な被害、そして率直に言うと恐怖を引き起こすため」、全土での空爆を継続するだろうと述べた。

  ロシアによる攻撃の新たな段階は「数カ月かさらに長い期間」続く可能性があるとも指摘。米国はロシアの侵略と戦うための武器をウクライナに引き続き供給すると述べた。

  「ウクライナの人々は祖国を勇敢に守っている。米国は引き続き支援する」とサリバン氏は語った。

原題:Biden Aide Says Russia Pivots to Offensive in Ukraine’s East

U.S. to Announce New Russia Sanctions This Week, Sullivan Says

(抜粋) 

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