コンテンツにスキップする

ECBバスレ氏、マイナス金利は今年終盤か来年初めまでに終了も

更新日時
  • 引き続き力強い経済成長を予測、金融政策の正常化継続を
  • インフレは「1、2四半期」でピーク、年までに漸進的に緩和へ
Bostjan Vasle, governor of Slovenia's central bank.

Bostjan Vasle, governor of Slovenia's central bank.

Photographer: Andreas Arnold/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、スロベニア銀行(中銀)のバスレ総裁は、ユーロ圏内の記録的なインフレ率への対応を強化するため、ECBは8年に及ぶマイナス金利を今年終盤もしくは来年初めに終了する可能性があると指摘した。

  バスレ氏はインタビューで、既に上昇していた物価はロシアによるウクライナ侵攻でさらに押し上げられ、賃金にも上昇圧力の兆しが見られる中で、政策当局者はさらなる物価上昇圧力が示される前に「細心の注意を払って」行動する必要があると述べた。

  ECB当局者の中でタカ派に分類される同氏は「最も重要なのは、年内そう遠くない時期にこのプロセスを開始し、年の変わり目までにネガティブ金利から脱却できる機会を得ることだ」と述べた。

  さらに「引き続き力強い経済成長を見込んでいる。このシナリオが実現すれば、年明け以降に金融政策の正常化を継続しない理由も、プラス圏の金利を目指さない理由も見当たらない」と述べた。

ECB’s deposit rate may be exiting negative territory this year
 
出所:ECB

  インフレについては「1、2四半期でピークに達し、その後年末までに漸進的に緩和する」と予想し、「直近のインフレ統計は非常に高水準だった。しかし、戦争の影響やエネルギー価格の全般的な上昇を踏まえればそれほど予想外でもない」と述べた。

原題:ECB’s Vasle Says Negative Rates May End by Turn of the Year (1)

(抜粋)

(第2段落以降を加えます)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE