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ドル不足のスリランカ、債務再編とIMF支援探る-内閣改造

更新日時
  • デフォルトを回避するため債務再編を見据えている
  • IMFへの支援要請に反対していたカブラール中銀総裁は辞任

スリランカのラジャパクサ大統領が内閣改造に着手した。深刻なドル不足に見舞われている同国は資本・輸入規制に動いており、経済・政治危機が深刻化している。

  大統領府メディア部門のスデワ・ヘッティアラチッチ氏は4日の電話取材に対し、アリ・サブリー氏が財務相に就くと述べた。ピーリス外相は留任する。大統領は国際通貨基金(IMF)の救済を得る準備を進めている。

スリランカのラジャパクサ大統領が内閣改造に着手した
Source: Bloomberg

  食料や燃料といった必需品購入の支払いに充てる資金の不足に悩まされているスリランカ政府は、デフォルト(債務不履行)回避のため債務再編を見据えている。同国のインフレはアジア最速ペースで加速し、通貨も急落した。

  サブリー、ピーリス両氏はIMFからの支援を得る鍵となる債務再編を監督するチームの一員となる。IMFへの支援要請に反対していた中央銀行のカブラール総裁は辞任した。

SRI LANKA-UNREST-ECONOMY-INTERNET
コロンボ市内(3日)
Photgrapgher: Ishara S. Kodikara/AFP/Getty Images

  インフレ高進で生活が困窮している各地の住民は3日、スリランカ全土に出されている外出禁止令を無視し、大統領の辞任を求める抗議活動を街頭で行った。ソーシャルメディアでは今、「ブラックマンデー」という言葉が広がっている。黒い服を着て、連帯を示すとともに、現状への怒りを表そうという呼び掛けだ。

原題:Sri Lanka Names New Ministers as Old Team Quits Amid Crisis (2) (抜粋)

(詳細を追加して更新します)
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