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きょうの国内市況(4月4日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、米景気懸念和らぎ精密機器や海運上昇-市場再編初日

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  東京株式市場は4営業日ぶりに反発。堅調だった米雇用統計を受け、過度な景気懸念が和らいだ。精密機器や海運、非鉄金属、情報・通信株が上昇。電気・ガスなど内需銘柄も堅調だった。東京証券取引所の市場再編初日を迎えたが、投資家は慎重な姿勢を取り売買は盛り上がりに欠けた。

  • TOPIXの終値は前営業日比9.36ポイント(0.5%)高の1953.63
  • 日経平均株価は70円49銭(0.3%)高の2万7736円47銭

三菱UFJ国際投信の石金淳チーフストラテジスト

  • 先駆けて資金が流入していた景気敏感業種の一角に利益確定売りが出て、強弱感の入り混じる動きになった
  • 景気の強さ自体は株価にプラスだが、金融政策の大きな流れが引き締め方向にある中では市場がどちらに反応するかは難しい面が残る。ただ個人的には株価はまだ調整局面には入っておらず、アップサイドは残っていると考えている
  • 米失業率の低下など雇用の堅調さから判断して、米景気は想定外の減速やリセッション(景気後退)を懸念されるような状態にはない。米ISM製造業景況指数も深刻な低下ではなく、水準はなお高い

東証33業種

上昇率上位海運、鉱業、精密機器、医薬品、情報・通信
下落率上位空運、その他金融、陸運、保険、鉄鋼、卸売

 

●長期金利低下、日銀の国債買い入れオペ増額効果-超長期スティープ化

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  債券相場では長期債を中心に上昇。長期金利は低下した。日本銀行が10年金利を変動幅の上限0.25%以下に抑えるため、4月から幅広い年限の国債買い入れオペを増額したことによる金利抑制効果が継続した。一方、米長期金利が上昇する中で超長期債利回りは小幅上昇し、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

 
  • 新発10年債利回りは前週末比1ベーシスポイント(bp)低い0.205%
  • 新発20年債利回りは0.5bp高い0.71%、新発30年債利回りは1bp高い0.95%
  • 長期国債先物6月物の終値は6銭高の149円76銭。米長期金利が上昇した流れを引き継いで売りが先行し、149円62銭まで下げた後は上昇に転じた。徐々に水準を切り上げ、取引終了にかけて149円83銭まで上昇

みずほ証券の丹治倫敦チーフ債券ストラテジスト

  • 先週の日銀による臨時オペの実施や、4-6月の国債買い入れオペも全体的に増額され、円債市場に金利低下圧力が掛かる流れが続いている
  • 日銀の目的が10年金利を0.25%以下に抑えることにある以上、長期金利の上昇余地は限られる
  • 一方、超長期金利がまた同じような水準まで上昇したからと言って、日銀が同じように対応するとは限らない
  • この日も超長期金利が若干上昇しており、10年超のカーブが大きくフラット(平たん)化する要因でもないと市場は冷静に判断しているのだろう

日銀オペ

  • 応札倍率は残存期間1年超3年以下は3.02倍、3年超5年以下は2.64倍、10年超25年以下は4.59倍と、それぞれ前回から上昇

●ドル・円は小幅高、米利上げ加速期待が支え-122円台後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅高。前週末の堅調な米雇用統計を受け、米利上げ加速への期待が高まったことが相場を支えた。ただ、米利上げ期待の織り込みは相当程度進んでいるとみられ、この日は新規の手掛かりに乏しい中、相場の上値は限定的だった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時22分現在、前週末比0.2%高の1ドル=122円72銭。ここまでのレンジは122円27銭から122円83銭

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • 米雇用統計を受けて金利上昇による株安が警戒されたが、回避されたことは好感、相場の地合いを支えている
  • 今週の米指標についてもリスク回避的な動きに繋がるリスクは低そう。また米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨もすでに会合後にタカ派なスタンスが織り込まれているため材料としては弱い
  • ドル・円は底堅い中で、国内の経常収支が1月分の赤字から所得収支中心に黒字予想となっており、こうした数字を受けて円売りが止まるか否かを見極めることになりそう
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