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米国務長官、ルーブル反発は「持続不可能」-今後の下落を予想

  • ロシア当局の「人為的な相場下支え」によるものだとブリンケン長官
  • ロシアへのテクノロジー輸出規制が今後一段の打撃を与えると同長官

ブリンケン米国務長官は3日、ルーブル相場の反発について、ロシア当局による「大規模な操作」によるもので、持続不可能だと指摘した。

  ブリンケン長官はNBCの「ミート・ザ・プレス」で、「ルーブル売りが妨げられている。人為的な相場下支えで、持続不可能だ。そうした状況は変わると考えている」と述べた。

  ロシア中央銀行は、米国と同盟国による経済制裁とプーチン大統領のウクライナ侵攻後に西側企業が撤退した影響に対応するため、厳しい資本規制を課している。それが下支えにつながり、ルーブルの1日終値は1ドル=85.42ルーブルと、ロシアがウクライナ侵攻を開始した2月24日の水準にほぼ並んだ。

President Biden Delivers Remarks On U.S. Assistance To Ukraine
ブリンケン米国務長官
Photographer: Al Drago/ Bloomberg

  ブリンケン長官はまた、ロシアのテクノロジーへのアクセスを禁じる輸出規制が今後さらなる打撃を与えると予想。「われわれは確実に制裁を強化し、抜け穴をふさぎ、新たな措置を追加するため世界のパートナーや同盟国と日々取り組んでいる」と語った。

  ロシア産石油・ガスのフローが続く場合、同国のエネルギー輸出による今年の収入は3210億ドル(約39兆4000億円)と、前年を3割余り上回るとの見通しをブルームバーグ・ニュースが1日伝えていた。

ロシア、エネルギー輸出で今年約40兆円の収入へ-禁輸なければ

原題:Blinken Says Ruble’s Recovery Is ‘Not Sustainable,’ Sees Decline(抜粋)

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