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日本製紙がオセアニアで液体紙容器、脱プラでシェア10%狙う-関係者

  • ノルウェーのエロパックとライセンス契約、2022年上期にも販売開始
  • 足元の市場規模は250億-300億円程度、紙容器に置き換えで成長期待

日本製紙は、ノルウェーの食品用液体紙容器メーカーのエロパックとライセンス契約を結び、同社の液体紙容器をオセアニア地域で販売する。関係者が4日、明らかにした。

  関係者によると、ライセンス契約を結ぶ製品は乳飲料や清涼飲料などのパッケージに用いられている「Pure-Pak」で、2022年度の上期に販売開始し、今後5年でオセアニア地域で液体紙容器の市場で10%のシェア獲得を目指す。オーストラリアなどオセアニア地域向けの製品は、当面日本から輸出される予定だという。

  脱プラスチックの動きが世界的に高まりを見せる中、飲料に用いる紙容器への需要は大きく伸びることが見込まれる。関係者の推計によると、オセアニアで足元の市場規模は推計で250億-300億円程度。現地では牛乳容器では依然として7-8割がプラスチック素材が使われており、紙容器への置き換えが進めば市場の拡大が期待されるという。

  日本製紙の広報担当はライセンス契約についてコメントを控えた。同社は21年6月、エロパックの上場に際して一部株式を取得しており、協力関係を強化して脱炭素に向けた動きを加速させるとしていた。

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