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東芝株が1年ぶり上昇率-米ベインが買収検討、筆頭株主と合意と報道

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東芝の株価が1日、3日ぶりに反発。一時約1年ぶりの日中上昇率を記録した。米投資ファンドのベイン・キャピタルが東芝の買収を検討していることが分かった、との報道を好感した。

  日本経済新聞電子版は31日夜、ベインが株式の非公開化を前提にした提案の策定を進めており、東芝筆頭株主の投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネジメントと株式公開買い付け(TOB)を実施する際の応募契約などを結んだと報道していた。

  報道によると、両社はベインが東芝にTOBした場合にエフィッシモは保有株全ての売却に応じるほか、ベイン以外の第三者のTOBに応じない内容を含む契約を結んだ。

  ベインは単独での買収ではなく、日本の投資ファンドなど国内勢を加えた連合作りを進め、買収提案がまとまり次第、非公開化を東芝に申し入れるという。改正外為法や各国の競争法など、非公開化の実現には課題もあるとしている。

  東芝の株価は1日の取引で3日ぶりに反発して取引を開始。一時2021年4月14日以来、約1年ぶりの日中上昇率となる前日比6.3%高の4944円まで上昇した。

  エフィッシモは31日提出の変更報告書で、仮にベインが東芝株に対してTOBを開始した場合、全保有株を応募すると開示。ベインは東芝のTOBについて、現時点で何ら決定した事実はないとウェブサイトでコメントしていた。

  東芝は1日、エフィッシモとベインの確認書とその内容について何ら関知していないとのコメントを公表。また両社のいずれとも同確認書に関する議論をしていないとした上で、3月の臨時株主総会で示された株主の意見を踏まえ、株主との信頼関係構築に努めるとともに企業価値の向上のため、あらゆる戦略的選択肢の検討を引き続き行うとした。

エフィッシモ、仮にベインが東芝株TOB開始なら全保有株を応募 (1)

  萩生田光一経済産業相は1日の閣議後会見で、原子力や半導体といった国家の安全保障に関わる技術を持つ企業だとし「動向を中止していく」と述べた。

 

 

 

  

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