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米国と豪州、インドを批判-対ロ制裁を骨抜きにする提案検討で

  • ロシアのラブロフ外相は31日にインドを訪れる予定
  • 侵略の後押しや支援は控えるべきだと米商務長官、クアッドの溝鮮明

米国とオーストラリアは、対ロシア制裁の骨抜きにする同国案を検討しているとしてインドを批判した。日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の溝の深まりが浮き彫りになった。ロシアのラブロフ外相は31日にインドのニューデリーに到着する予定。

  ブルームバーグはインドが国際銀行間通信協会(SWIFT)国際決済ネットワークに代わり、ロシア中央銀行が開発したシステムを利用するよう同国側から提案を受け、それを検討していると、事情に詳しい関係者を引用して伝えていた。インドはロシア製武器の最大の買い手であり、燃料が高騰する中で安価な原油を輸入したい意向だ。

RUSSIA-UKRAINE-CONFLICT-REDCROSS
ロシアのラブロフ外相
Source: AFP

ロシア、インドにSWIFTに代わる決済手段の利用提案-関係者 (1)

  レモンド米商務長官は30日、ワシントンで記者団に「今こそ歴史の正しい側に立って米国および他の多数の国々と連帯するとともに、ウクライナ国民と共に自由と民主主義、主権のために立ち上がり、プーチン大統領の侵略への資金供給や後押し、支援を控えるべきだ」と語った。

  同長官はインドとロシアの協議の報道について「極めて遺憾」とした上で、詳細は見ていないと説明した。

  オーストラリアのテハン貿易・観光・投資相は記者ブリーフィングで、「第2次世界大戦以降、われわれが堅持してきたルールに基づくアプローチを守るため」民主主義諸国が協調することが重要だと述べた。

原題:

U.S. Criticizes India Over Russia Talks as Lavrov Visits Delhi(抜粋)

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