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ミーム株の熱狂再び、相場回復に乗る個人投資家-値動き激しく

  • ブルームバーグ集計のミーム株37銘柄全体は3月の安値から46%上昇
  • 28日はAMCやゲームストップの株価急騰、資金フロー高水準

ウォール街の金融機関や個人投資家の間でミーム株取引が再び活発化している。リスク資産の許容度が回復し、こうした銘柄にボラティリティーが生じていることが背景だ。

  ブルームバーグが集計しているミーム株37銘柄から成るバスケットは、取引高が高水準に達する中で過去11営業日中9日間で上昇。3月の安値から46%上げた。急激な値上がり局面に乗ろうとする個人投資家に人気のアウト・オブ・ザ・マネーのコールオプション(買う権利)取引が一時的に活発化し、値動きが大きくなっている。

  リテール取引動向を調査するバンダ・セキュリティーズのジャコモ・ピエラントーニ氏は、こうしたオプションの売買高増加について、ネット上の掲示板「ウォールストリートベッツ」などに参加している「最も投機色の強い個人投資家層が相場回復を積極的に追いかけている」と指摘した。

GameStop, AMC, and Hycroft rally after recent slide
 
 

  28日はAMCエンターテインメント・ホールディングスの株価が45%急騰、ゲームストップ株も25%高となった。バンダのデータによると、個人投資家の資金フローが数カ月ぶりの高水準に達するなどし、ミーム株で個人投資家の需要が膨らんだ。AMCへの個人投資家資金流入は4810万ドル(約59億円)に達した。ゲームストップは240万ドルと、1月以来の高水準。

  29日にはAMCが0.4%高と小幅ながら続伸する一方、ゲームストップは反落した。最近のミーム株上昇は目を引くが、ゲームストップなどの株価が午前中だけで3倍近くに値上がりするなどした2021年の急伸局面には見劣りする。

原題:Meme-Stock Mania Returns With Big Swings and New Money Flood (1) (抜粋)

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