コンテンツにスキップする

小麦・トウモロコシ先物大幅下落、ウクライナとロシア交渉巡り楽観論

  • ロシアはウクライナの一部で軍事作戦を縮小すると発表
  • シカゴ小麦先物は一時8%下落、トウモロコシも一時4.7%安

シカゴの小麦とトウモロコシ先物は29日の取引で大幅安。ロシアが世界有数の穀倉地帯であるウクライナの一部で攻撃を弱める可能性を示唆した。

  ロシアはウクライナの首都キエフと北部チェルニヒフの周辺での軍事作戦を縮小すると発表した。1カ月に及ぶロシアの侵攻が後退すれば、ウクライナでの戦争に伴う世界穀物市場の混乱が一部緩和する可能性がある。

  シカゴ小麦先物は一時8%安の1ブッシェル=9.72ドルと、今月初めて10ドル台を割り込んだ。その後、下げ幅を縮小して終値は10.1425ドル。トウモロコシは続落し、一時4.7%下げて7.1350ドルと、4週間ぶりの安値を付けた。終値は7.2625ドル。ミネアポリス市場の小麦も一時、値幅制限いっぱいまで下げた。

Futures reverse some losses after Russia signals pullback of Ukraine invasion
 
 

  フューチャーズ・インターナショナルのシニア商品アナリスト、テリー・ライリー氏は「足元の問題は和平交渉の進展だが黒海輸出が改善し始めるにはなお多くの課題があり、それは対ロシア制裁解除やウクライナからの出荷回復だ」と指摘した。

原題:Wheat and Corn Plunge on Ukraine-Russia Talks Optimism(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE