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米フィリップモリス、ロシア市場撤退を計画-ウクライナ侵攻受け

  • 秩序ある手順でロシアから事業を引き揚げる方法を検討
  • BATもロシア撤退-JTは新規投資とマーケティング活動を停止

フィリップモリス・インターナショナル(PMI)は24日、ロシア市場からの撤退に向けた選択肢を検討していると発表した。ウクライナ侵攻を受け、ロシア事業を縮小する多国籍企業が相次いでいる。

  「マールボロ」などのたばこブランドのメーカーである同社は発表文で、ロシアで事業を行うには複雑過ぎる状況となっているため、同国から撤退する方針だと説明。秩序ある手順で事業を引き揚げる方法を検討しているとした。同社の株価は24日の取引で一時2%上昇した。

  ロシアは数量ベースで世界第4位のたばこ市場。同社の加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」の普及に向け重要な地域となっている。同社はすでにロシアでの製造業務縮小やマーケティング活動の一時停止、製品の発売中止を発表している。

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JT、対ロシア投資を停止-現地生産を一時止める可能性も

  競合のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)やインペリアル・ブランズは、ロシア事業を現地の提携先企業に移管する計画を発表。日本たばこ産業(JT)は、まだそこまで踏み込んでいないが、ロシアでの新規投資およびマーケティング活動の停止を3月10日に発表。同国での製造を一時的に停止する可能性もあると説明した。

原題:Philip Morris Plans to Exit Russia After Outcry Over War (3) (抜粋)

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