東芝株が約2カ月ぶり高値、非公開化の検討始めるとの報道
古川有希東芝株が一時前日比3.9%高の4945円と反発し、1月18日以来、およそ2カ月ぶりの高値を付けた。同社が株式の非公開化に向けた検討を始めると、日本経済新聞電子版が24日夜に報じた。
- ジェフリーズ証券アナリストのアツール・ゴヤール氏は英文リポートで、迅速なPEファンドへの売却は株価を上振れさせる可能性があり、恐らく東芝に残された唯一の選択肢だと指摘
- キオクシアホールディングス株の現金化で自社株買いができないと、株価の上振れを制限する可能性がある
- 東芝広報担当の蝦名卓氏はブルームバーグの電話取材に対し、企業価値の向上のため、あらゆる戦略的選択肢の検討を引き続き行っていく予定だが、現時点で決まったものはないとコメントした
- 関連記事:東芝、株式の非公開化に向けた検討始める-報道
- 関連記事:東芝の前途に深まる混迷、2分割も戦略見直し案も否決-株価下落 (2)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE