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1ドル150円まで円下落も、円安乗る動き-ソシエテGエドワーズ氏

更新日時
  • ソシエテGのストラテジスト、1990年以来の安値到達の可能性に言及
  • 円安が地域全体に連鎖的影響、人民元の一段の下落にもつながり得る

円は対ドルで約6年ぶりの安値圏にあり、過小評価されているとの見方が既に多い。しかし、さらに値下がりする余地があり、現行水準から2割近く下落して1990年以来の安値に達する可能性があると、ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、アルバート・エドワーズ氏はみている。

  エドワーズ氏によると、「トレーダーが突き進む」中で、円は1ドル=150円程度に下げる可能性がある。円は25日、一時122円44銭まで下落した。円安は地域全体に連鎖反応を起こし、人民元の一段の下落にもつながり得ると分析している。

  同氏は顧客向けリポートで、円相場が下落方向で動くときはそのペースは速いとし、「信じ難いほど過小評価され、売られ過ぎにもかかわらず、円はここからまだ下げるかもしれない。この数年の為替相場のボラティリティー不足を背景に退屈でぼんやりしていたトレーダーは、現在の円安を取引機会とみて乗じている」と指摘した。

Dollar-yen last traded at 150 level in 1990
 
 

  円は今年に入り対ドルで約6%下落し、先進国通貨の中で最悪のパフォーマンスとなっている。24日も円の下げは続き、一時122円の水準を抜けて円安ドル高が進んだ。

  一方、ガベカル・リサーチのアナリスト、ウディス・シカンド氏によると、政策当局者のわずかな発言の変化がセンチメントの大きな転換をもたらす可能性がある。

  同氏は24日のリポートで「円の実質実効為替レートは約半世紀ぶりの低水準にあり、為替先物市場の建玉データを見ると、円ショートがますます増えていることがうかがえる」とした上で、「外為市場では安全というより若干危険な賭けがある」と論じた。

原題:Yen’s Unraveling Risks Collapse to 1990 Level as Traders Pile On(抜粋)

(2段落目以降で円相場を更新し、市場関係者のコメントを追加して更新します)
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