米耐久財受注、コア資本財が1年ぶりに減少-市場の予想外
Reade Pickert
更新日時
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コア資本財受注は前月比0.3%減、市場予想0.5%増-1月は1.3%増
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耐久財受注全体は2.2%減、市場予想0.6%減-5カ月ぶりマイナス
2月の米耐久財受注は、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)が市場予想に反して減少した。マイナスに転じたのは1年ぶりで、設備投資の足踏みを示唆している。1月は大幅に増加していた。
キーポイント |
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全体の耐久財受注が減少したのは5カ月ぶりで、民間航空機の受注減少を反映している。輸送機器を除いた受注は0.6%減だった。

青はコア資本財受注(前月比)、白はコア資本財出荷(同)
米国勢調査局
国内総生産(GDP)の算出に使用されるコア資本財の出荷は0.5%増加。1月は2.1%増と急増していた。
2月は民間航空機の受注が30%余り減少した。ボーイングは同月の受注が37機にとどまったとしている。1月は77機だった。
自動車・同部品の受注は0.5%減。1月の0.7%減に続いてマイナスとなった。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:U.S. Core Capital Goods Orders Decline for First Time in a Year(抜粋)、U.S. Feb. Durable Goods Orders Fall 2.2%; Below Estimate(抜粋)
(統計の詳細を追加して更新します)
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