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クレディ・スイス、ソフトバンクGが拒む情報開示執行を米地裁に要請

  • クレディ・スイスは英国でソフトバンクGを提訴する計画
  • ソフトバンクGは反論-グリーンシル破綻巡る損失で

グリーンシル・キャピタルの破綻を巡りソフトバンクグループを英国で提訴する準備をしているクレディ・スイス・グループは、訴訟を前にソフトバンクGからの情報提供を求めている。

  スイス2位の銀行クレディ・スイスは、昨年のグリーンシル破綻で生じた損失の埋め合わせを図るためイングランドで訴訟を起こす計画。同行が求めているのはソフトバンクGが大株主となっている米建設会社カテラの取締役会に関する情報だ。カテラを含めた借り手の融資返済延滞分27億ドル(約3260億円)の回収を図る。

  クレディ・スイスは21日、サンフランシスコの米連邦地裁に対し、ソフトバンクGが情報提供を拒んでいる主張を却下するよう申し立てた。届け出によれば、クレディ・スイスはソフトバンクGに2月10日付で書簡を送付し、訴訟の根拠などを伝えたが、ソフトバンクGは「実質的な返答」をせず、請求文書を一切開示しなかったと説明した。

  ソフトバンクGはクレディ・スイスがグリーンシルで抱えた多額の損失を巡る責任転嫁を図っていると主張。同行は文書提出を求める裁判所命令を確保したが、ソフトバンクGはこれを阻止しようとしている。

クレディSが裁判所命令を確保-ソフトバンクGに文書引き渡し要請

ソフトバンクG、クレディSは責任転嫁に「必死」-グリーンシル後始末で

  ソフトバンクGはまた、クレディ・スイスが英国で訴訟を直ちに起こすとしていることについても、事実をゆがめて伝えているとの見解を示している。

  事情に詳しい関係者が先に述べたところでは、クレディ・スイスは昨年5月にソフトバンクGとの関係を断ち、今後は新たな事業を一緒に行わない方針を決めた。

原題:Credit Suisse Wants SoftBank Subpoena Before It Files U.K. Suit (抜粋)

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