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中国恒大傘下の恒大物業が調査-預金2500億円が担保保証に使われる

  • 第三者の担保保証として使われ、銀行がこれを執行-恒大物業
  • 独立調査委を設置、専門家の起用に向けた準備も進める方針

中国の不動産開発大手、中国恒大集団傘下の恒大物業集団は、同社の預金134億元(約2500億円)相当が第三者の担保保証として使われ、銀行がこれを執行していたことが判明し、経緯を調査していることを明らかにした。

  恒大物業は年次報告の準備を進めている際に今回の事案を見つけたと説明。中国恒大の主要不動産事業はここ数カ月、資金繰り難に見舞われているが、恒大物業はグループ内で財務が比較的健全と見られていた。

  恒大物業は上場先の香港取引所への届け出で、「第三者の担保保証として差し入れられた約134億元相当の預金が関連する銀行によって強制執行されたことが分かった」と説明。担保や第三者、銀行に関する詳細は明らかにせず、「当社は独立調査委員会を設置し、今回の担保保証を調べるため専門家の起用に向けた準備を進めている」とした。

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  中国恒大は別の発表文で、今回の問題を「重大な事案」だと認識しているとし、同社への影響を算定する方針を示した。中国恒大と同社の電気自動車(EV)部門、恒大物業の株式売買は21日から香港市場で停止されている。

原題:Evergrande Unit Surprised to Find $2.1 Billion of Cash Pledged(抜粋)

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