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「たちの悪いあや戻し」、米株売りの好機-モルガンSのウィルソン氏

  • 米経済は拡大局面の後期、反発利用しポジションをディフェンシブに
  • S&P500は先週6.2%上昇、2020年11月以来の大きさ

米株式市場で最近見られる相場反発は、株式の売却やよりディフェンシブなポジションを築く好機だと米モルガン・スタンレーの米国株担当チーフストラテジスト、 マイケル・ウィルソン氏が指摘した。

  ウォール街有数の株式弱気派として知られるウィルソン氏は、「先週はたちの悪い弱気相場のあや戻しにすぎない」とリポートで主張。「完全に終わってはいないかもしれないが、この上昇では売るべきだ」と続けた。

  米金融当局が利上げを決定したうえ金融引き締めに転じたことを確認し、ウクライナでの戦争も激しさを増している。それでもS&P500種株価指数の週間上昇率は先週に6.2%と、2020年11月以来の大きさを記録した。年初来では依然、6%余り下落している。

U.S. stocks gained the most since Nov. 2020 last week, paring this year's losses
S&P500種株価指数(週間)
出所:ブルームバーグ

  ウィルソン氏らモルガン・スタンレーのストラテジストらは、米経済が拡大期の後期にあると指摘。この反発を利用してポジションをよりディフェンシブに組み直すべきだと投資家に促し、公益事業株の投資判断を「オーバーウエート」に引き上げた。「弱気相場のあや戻しは最もたちが悪い」とリポートで論じた。

原題:

Morgan Stanley’s Wilson Says This Is a Bear Market Rally to Sell(抜粋)

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