コンテンツにスキップする

トヨタ、地震影響で一部国内工場を追加停止へ-約2万台減産に

更新日時
  • 国内11工場18ラインを数日間停止、3月の生産95万台達成は困難に
  • スバルも被災した取引先からの一部部品の供給に支障、工場一時停止

トヨタ自動車は18日、福島県沖地震で仕入れ先が被災したことにより部品が十分に調達できなくなったことから、国内11工場18ラインを来週数日にわたって停止すると発表した。

  トヨタの広報担当の橋本史織氏によると、今回の停止に伴う減産台数は約2万台。同氏によると、このほかにこれまで発生した仕入れ先のシステム障害や半導体不足の影響なども合わせると3月の減産台数は計約5万台となる。先月14日に同社が発表した95万台程度との3月の世界生産計画達成は「厳しい見通し」だという。

  今回の停止対象には同社の元町工場(愛知県豊田市)や田原工場(愛知県田原市)に加えて、トヨタ子会社の日野自動車の羽村工場(東京都羽村市)やダイハツ工業の京都工場(京都府大山崎町)なども含まれる。

  発表によると、日野自の羽村工場第4ラインを除く17ラインは21-23日の稼働を停止する。羽村工場第4ラインは22-23日のみの稼働停止。

  16日夜に発生した福島県沖を震源とする地震により、製造業やエネルギー、交通インフラなど幅広い分野の企業活動に影響が出た。被災した企業の中には自動車部品サプライヤーもあり、トヨタ系のデンソーや大手半導体メーカーのルネサスエレクトロニクスの工場も影響を受けた。

ルネサス工場などに地震の影響-東北新幹線は少なくとも21日まで運休

  SUBARU(スバル)も同日、地震の影響で群馬製作所(群馬県太田市)の本工場と矢島工場、エンジン・トランスミッションを製造する大泉工場(群馬県大泉町)の18日と21日の操業を停止すると発表。被災した取引先からの調達部品の一部で供給に支障が出る見込みとなった。

  トヨタもスバルも今回の工場停止の原因となった仕入れ先や部品については明らかにしていない。

関連記事
(詳細を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE