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米鉱工業生産、製造業が4カ月ぶりの大きな伸び-稼働率も高水準

更新日時
  • 2月の製造業生産指数は前月比1.2%上昇-市場予想1%上昇
  • 鉱工業生産の総合指数は0.5%上昇、自動車・同部品は3.5%低下

2月の米鉱工業生産統計で、製造業の生産指数は4カ月ぶりの大きな伸びとなった。供給制約やコスト上昇といった問題に依然として見舞われている製造業が堅調さを増していることが示唆された。

キーポイント
  • 製造業の生産指数は前月比で1.2%上昇
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は1%上昇
    • 前月は0.1%上昇(速報値0.2%上昇)に下方修正
  • 鉱工業生産の総合指数(鉱業と公益事業含む)は前月比0.5%上昇
    • 市場予想に一致
    • 前月は1.4%上昇

  製造業は新型コロナウイルスのオミクロン変異株まん延に伴う種々の問題を切り抜け、設備稼働率も高めている。2月は78%と、2018年以来の高水準となった。前月は77.1%だった。

Output at U.S. climbs by most in four months, while capacity picks up
上段は製造業の生産指数(前月比)、下段は製造業の設備稼働率
出所:米連邦準備制度

  2月は製造業の幅広い分野で生産増が見られた。企業設備は前月比1.9%上昇と、昨年7月以来の大きな上昇率となった。

  一方、自動車・同部品は電子部品不足を映して3.5%低下。自動車・同部品を除いた場合の製造業生産指数は1.5%上昇だった。

  鉱工業生産の総合指数が相対的に低い伸びにとどまったのは、公益事業が2.7%低下したことが大きい。1月は寒さが厳しかったが、2月は平年並みの気温に戻った。鉱業の生産指数は0.1%上昇。総合の設備稼働率は77.6%と、約3年ぶりの高水準に上昇した。

  • 統計表

原題:U.S. Factory Output Exceeds Forecast, Rises Most in Four Months(抜粋)

(統計の詳細を追加して更新します)
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