コンテンツにスキップする

ウクライナ大統領が米議会で一段の支援要請、「真珠湾を思い出して」

  • バイデン米大統領に「世界の指導者」となるよう呼び掛け
  • ゼレンスキー氏、飛行禁止区域設定求める-米国は消極的

ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、米連邦議会でオンライン形式で演説し、ロシアの侵攻阻止に向けた一段の支援を米国に要請した。真珠湾攻撃や2001年9月11日の同時多発テロを引き合いに出し、バイデン大統領に「世界の指導者」となるよう求めた。

ゼレンスキー大統領、米議会でオンライン演説
出所:ブルームバーグ

  演説はウクライナ語で行ったが、終盤には英語で「私はあなたが世界の指導者になることを望んでいる」と発言。「世界の指導者であるということは、平和の指導者であることを意味すると」語った。

  「ロシアはウクライナの空を多く人々を死に追いやる場所に変えてしまった」とゼレンスキー氏は指摘。「われわれはこのテロ行為への答えを求めている」と話した。上下両院の議員らはゼレンスキー氏がスクリーンに現れると、総立ちして拍手喝采を送った。

  米国は歴史を思い出すべきだ、ともゼレンスキー氏は発言。「真珠湾を思い出してほしい。1941年12月7日の朝、米国の空はあなた方を攻撃した戦闘機で黒くなった」とし、「それを思い出すべきだ。9月11日を思い出すべきだ」と続けた。

  ゼレンスキー氏は北大西洋条約機構(NATO)あるいは米国が支援する形でウクライナ上空に飛行禁止区域を設定することを求めているが、これに対しては多くの米議員がこれまで一貫して消極的な姿勢を示している。

Ukrainian President Zelenskiy Gives Virtual Address To Congress
ゼレンスキー大統領、16日に米議会でバーチャル形式の演説
Source: Getty Images North America

原題:Zelenskiy Pleads for Aid, Tells U.S. ‘Remember Pearl Harbor’ (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE