スタバ、シュルツ氏が暫定CEOとして経営トップ復帰へ-株価上昇
Catherine Larkin-
ジョンソンCEOは4月4日付で退任、シュルツ氏が経営に復帰へ
-
コスト上昇や労組結成の動きなどスタバには厳しい環境が続く

Customers inside a Starbucks Corp. coffee shop in the Shinjuku district of Tokyo, Japan, on Friday, May 28, 2021.
Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg米スターバックスは16日、ケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)が来月に退任し、ハワード・シュルツ名誉会長が暫定CEOとして経営トップに復帰する計画だと発表した。これを受けて株価は一時7%を超える上昇となった。
同社発表によると、ジョンソン氏(61)は4月4日付で退任する。スターバックスに13年間在籍した同氏は1年前に取締役会に対し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が収束に近づいたら引退を検討すると伝えていたという。
シュルツ氏(68)はコスト上昇や全米各地での労働組合結成の動きなど、課題が山積する中でスターバックスを再び率いることになる。同氏は取締役会に復帰して日々の経営に携わるとともに、同社が秋までの完了を見込む次のCEO探しにも協力する。
原題:
Starbucks Gains as Howard Schultz Returns as Interim CEO (1)(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE