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ウクライナ大統領のオンライン国会演説実現へ、与野党で調整

  • 衆院本会議場に大型テレビを準備、自公維国が賛成-玉木国民代表
  • ゼレンスキー氏の議会演説は既に英で実現、米も16日に実施へ

ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でのオンライン演説を政府に打診していると共同通信が報じた。与野党から後押しする声が出ており、衆院議院運営委員会で実現に向け調整を進めている。

  報道によると、在日ウクライナ大使館が外務省に対して、「日本が対応してくれるなら本国と調整する」などと伝えたという。同大統領のオンライン演説はすでにイギリスの議会で行われたほか、16日には米議会でも実施する予定だ。

U.K. Prime Minister Boris Johnson Hosts Joint Expeditionary Force (JEF) Summit
オンラインで演説するゼレンスキー大統領(ロンドン、3月15日)
Source: EPA/POOL

ウクライナ大統領、16日に米議会オンライン演説-ライブ配信へ (1)

  国民民主党の玉木雄一郎代表は、同党の浅野哲氏が衆院議運委に同大統領のオンライン演説について提案したとツイッターに投稿した。自民党側から本会議場に大型テレビを設置する準備を進めており、通訳の手配に数日必要との説明があったという。共同通信によると、自民党幹部も記者団に「早く実施した方がいい」と述べた。

  一方、立憲民主党の泉健太代表は「 他国指導者の国会演説は影響が大きい」とツイッターに投稿した。演説実施は首脳会談と共同声明を出すことが絶対条件で、 「演説内容もあくまで両国合意の範囲」にすべきだとも指摘した。

  オンライン演説は日本の国会では前例がない。大阪府の吉村洋文知事はツイッターで「前例がないなら、作ればいい」と訴えた。

  衆院事務局はブルームバーグニュースの電話取材に対して、「物理的に可能かという点も含め特段お答えする材料がない」と述べた。ブルームバーグはウクライナ大使館に連絡を試みたが、回答は得られていない。

 

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