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東京上場の小型ETF、ロシア株に投資する最後の手段か

  • RTS指数連動の同ETF、8日の出来高は約47万ドル
  • 欧米の取引所、ロシア株に連動する複数ファンドの取引を停止

東京で上場する小型の上場投資信託(ETF)がロシア株に投資する最後の手段になりそうだとして世界の注目を集めている。ロンドンやニューヨークなどの取引所ではロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシア資産に連動するファンドの取引を停止した。

  「NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型ETF」(証券コード:1324 JP)の出来高は8日に46万7000ドル(約5400万円)相当だった。ブルームバーグのデータで明らかになった。

  ロシア株のRTS指数に連動する8億7400万円規模の同ETFは、ロシア株指数連動ファンドで取引を続けている世界で最後の商品のようだ。スイス証券取引所は8日、「iシェアーズMSCIロシアADR・GDR UCITS ETF」(CSRU SW)の取引を停止した。同ETFの前日の出来高は14万5000ドル相当だった。

  当然ながら、両ファンドともにボラティリティーが高い中で成績不振が続いており、2月16日以降に1324は37%のマイナス。CSRUは90%近いマイナス。ただ、取引停止となった時点では20%超の持ち直しを演じていた。1324は8日、17%下げて終了した。

Trading volumes elevated in last Russia ETF standing
NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型ETF
出所:ブルームバーグ

 

  投資家や資産運用会社、取引所がウクライナでの戦争の影響に対応する中、野村ホールディングスが立ち上げたこの東京のETFがいつまで取引を続けるのかは不明だ。

原題:

An ETF in Tokyo Looks Like Last Place to Make Russia Stock Bets(抜粋)

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