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ロシア、一部の国際線運航を禁止へ-国外での機体押収を阻止

ロシアは、一部の国際線運航を禁じる。合計で数十億ドル規模に上る航空機を、所有する国外のリース企業の元に戻さないようにするための措置。ロシアによるウクライナ侵攻に端を発した世界の航空業界への悪影響が広がっている。

  航空機リース会社はロシアの航空会社に対し、欧州エアバスと米ボーイングの数百機に上る機体の返却を求めているが、今回のロシア政府の措置によりアエロフロートなど同国航空会社はそうした航空機を手放さずに済むようになる。リース会社の多くはアイルランドを本拠としており、欧州連合(EU)の制裁に基づき3月28日までの返却を求めている。また金融サービスに対する広範な禁止措置もあり、合法的なリース継続と航空機への保険も不可能になっている。

  ロシアによるウクライナ侵攻を受け、EUや米国、カナダ、英国などはロシアの航空機に対して領空を閉鎖している。国際線のさらなる減少につながる今回の措置は、ロシアを一段と孤立させることになる。

  ロシアの航空当局は5日の声明で、今回の措置は6日から実施されると説明。対象は国外の所有者から機材をリースしている航空会社としている。声明では、「ロシアの航空会社の機体が国外で押収される高いリスクがある」と指摘した。

ロシアが航空機国有化も、リース会社に回収不能と減損処理の危機

原題:Russia Bans Some Foreign Flights to Prevent Aircraft Seizure (2)(抜粋)

 

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