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ロシアが新法可決、軍に関する「偽情報」に刑罰-メディアに影響

更新日時
  • 当局が誤っていると見なす情報の流布には最長15年の禁固刑
  • フェイスブックなどアクセス遮断、BBCはロシアで報道活動停止へ

ロシア議会は4日、軍に関する「偽情報」に刑罰を科す新たな法案を可決した。国営タス通信によると、プーチン大統領が署名して法として成立した。ロシアに対する制裁の呼び掛けも対象になる。

  この新法では、軍の活動について当局が誤っていると見なす情報を流布した個人には罰金と最長15年の禁固刑が科される。

  ロシア下院は同法案を全会一致で承認。ウォロジン下院議長は「うそをついたり、ロシア軍の信用を傷付けるような発表をしたりした者は極めて厳しく罰されるようになる」と言明した。

  3日にはウクライナ戦争の報道を理由に検察当局から圧力を受けていた2つのリベラル系メディア、ラジオ「モスクワのこだま」が閉鎖に、民間テレビ「ドシチ」が業務停止にそれぞれ追い込まれた。4日にはBBC、ドイチェ・ウェレ、独立系ニュースグループのメドゥーザのウェブサイトがそれぞれアクセス不能になった。

  インタファクス通信によると、フェイスブックへのアクセスも遮断されたと監視機関が明らかにした。

BBC、ロシア国内での報道活動を暫定的に停止

  英BBCは、ロシア国内での記者やサポートスタッフの活動を一時的に停止すると発表した。ロシア語のニュースサービスは同国外で引き続き運営される。

  ロシアで可決された新たな法案に対応する措置で、この新法は「独立したジャーナリズムのプロセスを犯罪としたように見受けられる」と発表文で指摘。

  「ウクライナや世界各地で活動する当社のジャーナリストはウクライナ侵攻についての報道を続ける」とBBCは説明した。

原題:

Russia Criminalizes Sanctions Calls, ‘Fake News’ on Military (1)、*PUTIN SIGNS LAW ON ‘FAKE NEWS’ ABOUT RUSSIAN MILITARY: TASS

BBC to Temporarily Suspend Work of Journalists in Russia(抜粋)

    これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です。

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