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シカゴ連銀総裁、年末までに2%付近と言及-最大7回の利上げ示唆

  • 25bpで7回利上げなら1.75-2%レンジに-中立金利に近い水準
  • 2月の米雇用者数は大幅に増加-「雇用統計は明るい」と総裁
Charles Evans, president of the Federal Reserve Bank of Chicago.

Charles Evans, president of the Federal Reserve Bank of Chicago.

Photographer: Al Drago/Bloomberg

米シカゴ連銀のエバンス総裁は、金融当局は年内に政策金利を「中立」に近い水準へと引き上げるべきだとの見解を示した。今年0.25ポイントの利上げを最大7回実施することを示唆している。

  総裁は4日、米経済専門局CNBCのインタビューで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジについて「毎会合での25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げは、私が必須と考える利上げを超える可能性はあるが、実際にそれを実施した場合、レンジは年末に1.75-2%」になると指摘。その上で、「それは中立金利に十分近く、必要に応じてわれわれが迅速な行動を取り得る水準だ。状況に応じて政策を現状で維持したり、以前の状態に戻すこともあり得る」と述べた。

  金融政策における中立金利とは、景気を加速も減速もさせない理論上の水準。昨年12月時点での連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の予測中央値によれば、中立金利は2.5%前後とみられている。

  この日朝に発表された2月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数は前月比67万8000人増。広範な分野で雇用の伸びが見られた。失業率は3.8%に低下した。また賃金の伸びは減速した。エバンス総裁はこの統計発表後にインタビューで語った。

米雇用者数、予想上回る67.8万人増に加速-賃金の伸びは減速 (1)

  総裁は雇用統計について「明るいニュースだ」とし、「パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が先日示した金融政策の道筋を特に変えるような内容ではない」と述べた。

原題:Evans Says Fed Should Raise Rates to Near 2% by End of 2022 (1)(抜粋)

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