コンテンツにスキップする

台湾全域で大規模停電、TSMCなど半導体メーカーほぼ影響なし

更新日時
  • 高雄市にある興達石炭火力発電所の設備故障が原因-台湾電力
  • 影響は限定的で電力供給が徐々に再開されていると日月光投資

台湾で3日、ほぼ全域に及ぶ大規模な停電が起きた。

  台湾電力の発表によると、高雄市にある興達石炭火力発電所の設備故障で、同日朝に台湾南部で停電が発生。台北を含む北・中部の一部にも停電が広がった。北部への電力供給は正午ごろまでに再開されたという。

  半導体製造施設が集中する新竹市の一部も影響を受けたが、新竹サイエンスパークによれば、施設内の電力供給に問題はなかった。台湾積体電路製造(TSMC)の担当者は同社への影響はないと説明。日月光投資(ASEテクノロジー・ホールディング)は影響は限定的で電力供給が徐々に再開されていると指摘し、聯華電子(ユナイテッド・マイクロエレクトロニクス)は台湾南部の自社施設も電力が復旧しつつあるとしている。

  台湾行政院(内閣)の羅秉成報道官は「当初の調査で機器のトラブルが停電の原因であることが示されたが、台湾北部が南部に電力供給を依存せざるを得ないジレンマと脆弱(ぜいじゃく)性も浮き彫りになった」と語った。

  台湾電力は3日夜には完全復旧するとテキストメッセージで発表。現地時間午後3時(日本時間同4時)現在、停電した世帯の8割強にあたる約440万世帯への電力供給が再開しているという。

原題:Taiwan Scrambles to Restore Power After Island-Wide Blackouts、Taiwan Blackout Eases With Power Mostly Restored(抜粋)

(最終段落を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE