コンテンツにスキップする

中国製造業PMI、2月は予想外の活動拡大-春節やコロナでも

更新日時
  • 2月の製造業PMIは50.2、予想49.8-非製造業も上昇
  • 中国当局は中小企業に力点、政策支援は財政・産業政策中心-ANZ

中国の製造業活動を測る政府の指数は2月に拡大・縮小の節目となる50を上回った。春節(旧正月)連休や新型コロナウイルス感染再拡大があったものの、前月から小幅ながら改善した。規模が大きめの企業のマインドは改善する一方、中小企業は低調さが続いた。

  国家統計局が1日発表した2月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.2。1月は50.1、ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は49.8だった。

  建設業とサービス業を対象とする非製造業PMIは51.6。1月の51.1、市場予想の50.7を上回った。

Both PMIs beat expectations despite headwinds
 
 

  中国では年ごとに時期が異なる1週間の春節連休によって1、2両月の製造業活動にはゆがみが生じる。今年の連休は主に2月に当たった。多くの企業や工場が休業し、帰省する人も多いが、国内の一部ではコロナ感染拡大を受けた制限措置で勤務地がある都市にとどまる人もいた。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の中国担当シニアストラテジスト、邢兆鵬氏は「中国当局は中小企業により力点を置くとわれわれはみており、政策支援は金融緩和ではなく、財政ならびに産業政策を通じて的を絞った形で抑えられたものになるだろう」と述べた。

  共産党中央政治局は先週、経済安定化に向けて今年はマクロ経済政策を強化する方針を示しており、今週開幕する全国人民代表大会(全人代)で追加支援策が公表される可能性を示唆している。

  同日発表された財新の2月製造業PMIは50.4に改善し、予想中央値の49.1を上回った。同指数はより小規模で輸出関連の企業が主に対象となっている。

原題:China’s Manufacturing Improves Despite Holiday Disruptions (1)(抜粋)

(市場関係者のコメントなどを追加し更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE