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3月の0.5ポイント米利上げほぼない、OIS示唆-ウクライナ危機で

  • 2月の早い段階の市場は0.5ポイントとなる公算の方が大きいと示唆
  • 現時点で織り込む3月会合での利上げ幅は0.28ポイント前後

米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合日程とリンクしたオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は現在、3月15、16日会合での0.25ポイントを上回る大幅利上げの可能性について、完全にゼロになったわけではないが、その見込みがほぼなくなったことを示唆している。

  ロシアによるウクライナ軍事侵攻と欧米諸国による対ロ制裁を受けて、トレーダーは米金融当局の引き締めペースの見通しをこれまでより弱めた。2月のより早い段階の市場は、3月の利上げ幅が0.5ポイントとなる公算の方が大きく、今後3回の会合のうち少なくとも1回は同幅の利上げがほぼ確実との見方を反映していた。

  アトランタ連銀のボスティック総裁は、物価統計次第で0.5ポイント利上げ検討の可能性もあると述べ、大幅利上げ期待に多少の追い風となったが、ウクライナ危機を背景に市場の観測は変化している。

アトランタ連銀総裁、インフレ高止まりなら0.5ポイント利上げも

  OISが現時点で織り込む3月FOMC会合での利上げ幅は0.28ポイント前後と、通常の利上げ幅である0.25ポイントをわずかに上回る水準。同月の引き締め開始は完全に織り込まれる一方、大幅利上げの可能性が極めて小さいことをうかがわせる。2月25日の取引終了時の数値は0.31ポイント前後だった。

What's Priced In Now

Traders dial-back expectations of Fed hikes for this year

Bloomberg, CME

Change in Fed's interest-rate target implied by overnight index swaps and eurodollar futures

原題:

Fed Traders Bet That a Half-Point Hike Unlikely, Not Impossible(抜粋)

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