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トヨタの新型EV「bZ4X」、国内では当面サブスクやリース販売で

  • 車載用電池の劣化に対する消費者の不安払拭が狙い-開発責任者
  • bZ4Xは英で約650万円で販売、bZシリーズはEV25年まで7種

トヨタ自動車は今年の年央に発売予定の新型電気自動車(EV)「bZ4X」について、国内では当面は自社で展開する定額利用(サブスクリプション)サービス「KINTO」やリース販売で展開する計画だと明らかにした。

  「bZ4X」の開発責任者を務めたトヨタZEVファクトリーの井戸大介車両企画グループ長は24日のインタビューで、国内ではサブスクやリース販売で展開する理由として、使用に伴う車載用電池の劣化に対する「お客様の不安を払拭(ふっしょく)する」ためと説明。「bZ4X」の開発では10年後の電池容量の維持率90%を目標としているものの、劣化を懸念する消費者にも「リースであればもう少し気軽に使っていただける」と続けた。

Toyota Motor Electric Vehicle bZ4X Test Drive
トヨタ「bZ4X」(24日・千葉県袖ケ浦市)
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  EVに消極的と評されることもあったトヨタは2030年までに年間350万台のEV販売を目指すなどの計画を昨年末に発表し、株式市場からも上々の評価を得た。トヨタはbZシリーズのEVを25年までに7車種投入する予定としており、その第1弾となる「bZ4X」は英国では4万1950ポンド(約647万円)から販売することを明らかにしている。

  トヨタではEVを販売こそしていなかったものの、井戸氏は、昨年の東京五輪・パラリンピックの聖火リレーの先導車としても使われた小型EV「LQ」など、「一エンジニアの立場からすると開発もさせてもらっていた。その蓄積があるからbZ4Xも出せたと思っており、決して会社として後ろ向きだったとは思っていない」と語った。

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