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米個人消費支出、予想上回る伸び-価格指数は金融当局目標の3倍

更新日時
  • 1月の実質個人消費支出は前月比1.5%増、10カ月ぶりの大幅増加
  • PCE総合価格指数は前年同月比6.1%上昇、1982年以来の伸び
Resilient Consumers

1月の米個人消費支出(PCE)はインフレ調整後の実質ベースで予想を上回り、新型コロナウイルスの感染拡大にもかかわらず、需要が底堅いことを浮き彫りにした。PCE総合価格指数は前年同月比で米金融当局のインフレ目標の3倍余りとなった。

キーポイント
  • 個人消費支出(PCE)は前月比2.1%増加-前月は0.8%減(速報値は0.6%減)
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想は1.6%増
  • インフレ調整後の実質PCEは前月比1.5%増、10カ月ぶりの大幅増
    • 予想は1.2%増
  • 個人所得は前月比横ばい、市場予想は0.3%減
  • PCE総合価格指数は前月比0.6%上昇
    • 前年同月比では6.1%上昇、1982年以来の大幅な伸び
  • コア価格指数は前月比0.5%上昇
    • 前年比では5.2%上昇、83年以来の大幅な伸び

  貯蓄率は6.4%と、前月の8.2%から大幅に低下し、約8年ぶりの低水準となった。子供がいる世帯への税額控除拡大が失効したほか、消費が強かったことが背景にある。

  財が対象の支出はインフレ調整後で前月比4.3%増加、サービスに対する支出は0.1%増にとどまった。

  個人所得は前月比横ばい。子供1人当たり最大で月300ドルを控除していたプログラムが失効した一方で、賃金・給与が0.5%増加したことで相殺された。

  同プログラムの失効に伴いインフレ調整後の可処分所得は0.5%減少した。ただ、社会保障の支払いに対して、生活費上昇の調整として5.9%と、40年ぶりの大幅な上乗せがあった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Consumer Spending Tops Forecasts Even as Inflation Jumps(抜粋)

(統計の詳細を加え、更新します)
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