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バイデン米政権、ロシア産アルミへの制裁見合わせ-関係者

  • ホワイトハウス当局者がここ数週間に業界代表らと会談
  • ロシア産アルミは米国の輸入全体の約10%を占める
An aluminium smelting plant in Shelekhov, Russia.

An aluminium smelting plant in Shelekhov, Russia.

Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

バイデン政権は世界のアルミ供給を混乱させかねないロシア制裁を当面見合わせることが事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。アルミ市場は既に深刻な供給不足に見舞われている。

  ホワイトハウス当局者はここ数週間に業界代表らと会談し、ロシア産アルミを制裁対象とする考えは今のところ米政府にないと伝えた。関係者は非公開情報だとして匿名を条件に話した。ロンドンの指標アルミ価格は、この会談に関するブルームバーグ・ニュースの報道を受けて、最高値から反落した。

  ロシア産のアルミは米国の輸入全体の約10%を占める。「iPhone(アイフォーン)」や自動車、戦闘機などさまざまな製品の材料として使用されるだけに、制裁対象となれば米国と同盟国に悪影響が及ぶ恐れがある。

  ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)の報道官はコメントを控えた。

  アルミ価格は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で停滞した経済活動の再開による需要急増を背景に、過去1年に55%強上昇。24日にはロシアによるウクライナ侵攻開始を受け、指標価格が最高値を更新していた。

原題:

Biden Team to Hold Off on Sanctions Hitting Aluminum From Russia(抜粋)

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