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東芝に米ブラックストーンが買収提案の報道-両社とも否定コメント

米大手投資ファンドのブラックストーン・グループ東芝に対し、買収に向けた提案をしていたことが分かったと日経ビジネス電子版が24日に報じた。

  日経ビジネスによると、1月7日にブラックストーン幹部が東芝幹部と面談。買収のオファーは初期段階で、株式を取得する場合には友好的な関係を前提として進める意向としている。

  ブラックストーンの広報担当は、これまで東芝に非公開化を持ちかけたことはなく、公式にも非公式にも、また口頭でも書面でもいかなる金額の提案も提出したことはなく、その計画もないと回答した。東芝の広報担当、原みどり氏は「そのような事実はない」と述べた。

  東芝は昨年、英投資会社CVCキャピタル・パートナーズから非公開化を趣旨とする初期の買収提案を受けたが、CVCがその後検討を取り下げていた。

  報道によると、ブラックストーンの1株当たりの取得提案額はCVCが提示した5000円よりも上回る公算が大きかったという。東芝の発行済み株式総数(2021年9月末時点で4億3300万株)から単純計算すると、買収総額は2兆円台となるとしている。

  東芝は今月、デバイス事業を分離して上場し、エネルギー・インフラ事業を含む東芝本体と合わせて上場会社2社に分ける再編計画を発表。3月24日に開く臨時株主総会で出席株主の過半数の賛成を求める。

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