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中国による攻撃リスクは今低い、習主席は党大会に極力集中-台湾高官

  • ウクライナ情勢にかかわらずリスクは低いと台湾分析
  • 人民解放軍は攻撃を成功させる能力を備えていない-台湾高官
Soldiers stand onboard a Taiwan Navy minelayer in Keelung, Taiwan, on Friday, Jan. 7, 2022. 

Soldiers stand onboard a Taiwan Navy minelayer in Keelung, Taiwan, on Friday, Jan. 7, 2022. 

Photographer: I-Hwa Cheng/Bloomberg

中国の習近平国家主席は共産党総書記としての3期目入りを確実にするため、今年開かれる党大会に極力集中しており、ロシアとウクライナを巡る情勢がどうなるかにかかわらず現時点で台湾に対して軍事行動を起こすことはないと、台湾はみている。安全保障問題に携わる台湾の高官2人が明らかにした。

  高官らによると、東欧で戦争が起き米国が対応に追われるような事態になったとしても、中国による軍事攻撃のリスクは現時点では低いと台湾政府は分析している。高官らは安全保障について公に話す権限がないとして、匿名を条件に語った。中国共産党の幹部らは5年に1度の党大会を控えて国内の安定を最優先課題として取り組んでおり、3期目入りを確実にしようという習氏の取り組みを台無しにし得る行動は起こさないだろうと、高官らは指摘した。

  そうした状況に加え、中国の人民解放軍はまだ台湾攻撃を確実に成功させる能力を備えていないと、高官らは述べた。ただ、中国は世界の注目がウクライナ情勢に移っている状況を利用し、軍事演習を活発化させたり、台湾への政治的圧力を強める動きに出たりする可能性はあるとの見解も示した。

原題:Taiwan Sees Xi as Too Focused on Party Reshuffle to Attack Now(抜粋)

 

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