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プーチン大統領、外交による解決望むと表明-部隊の一部撤収発表

  • ロシアの要求巡る西側の対応を永遠に待つことはないとも警告
  • ショルツ独首相、協議不首尾の場合の制裁示唆-独ロ首脳会談後に

ロシアのプーチン大統領は、米国およびその同盟国との間の緊張状態について、外交による解決を望んでいると述べた。またウクライナ国境付近に集結させている部隊について、一部撤収を明らかにした。その上で、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟を認めないようにというロシアの要求を巡る西側の対応を、同国が永遠に待ち続けることはないとも警告した。

  プーチン氏は15日、クレムリンで行われたショルツ独首相との会談後の共同記者会見で、「この問題についてわれわれは、交渉と平和的手段を通じて今すぐ、ないし近い将来の解決を望んでいる」と言明。「パートナーらがわれわれの懸念に耳を傾け、真剣に捉えることを強く希望する」と述べた。

  一方でショルツ首相は「軍事衝突を起こさない、平和的な進展を確実にすること」が鍵だと指摘。「軍事衝突が起きた場合、その後どのような展開になるかは極めて明確だ」とし、米国とその同盟国がロシアに警告している厳しい経済制裁の実施を示唆した。両首脳の会談は3時間に及んだ。

  ロシア側は一貫して侵攻の意図を否定しているが、プーチン氏はロシアの安全保障に関する要求が対処されない場合に緊張を一段と高める可能性も排除していない。

ウクライナ情勢に関するブルームバーグテレビジョンのリポート
Source: Bloomberg

  NATOのストルテンベルグ事務総長は15日、ブリュッセルで記者団に対し、ロシア軍の一部部隊撤退の発表について「慎重ながら楽観的になる根拠」を与えるものだと発言。その上で「今のところ緊張緩和に向けた兆しは見えない」とし、集結しているロシア軍は依然として攻撃を行える状態にあると述べた。

ロシア、一部部隊が基地帰還開始と発表-NATO事務総長は慎重 (3)

原題:Putin Seeks Diplomatic Solution Amid ‘Partial’ Troop Pullback(抜粋)

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