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ECB総裁、純資産購入終了前の利上げ否定-いかなる調整も漸進的に

  • インフレは予想より高止まりが長引くが年内に減速する可能性が高い
  • 1-3月の成長は引き続き抑制されたものになる見通しだが回復継続

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は14日、「純資産購入が終了する前に利上げは行われない」と述べ、「われわれの政策のいかなる調整も漸進的なものになるだろう」と発言した。

  ラガルド総裁はストラスブールの欧州議会で、「インフレ見通しは不確かで、以前の予想よりも高止まりが長引くものの、今年中に減速する可能性が高い」と語った。

European Central Bank Rates News Conference
ラガルドECB総裁
Photographer: Andreas Arnold/Bloomberg

  ユーロ圏の景気については、「今年1-3月(第1四半期)の成長は引き続き抑制されたものになる見通しだが、回復が継続している」との認識を示した。

  ラガルド総裁はその上で、「中央銀行として何が可能で何ができないかに関し、われわれは率直になる必要がある。われわれの金融政策は、天然ガスでパイプラインを満たしたり、港に滞る貨物を一掃したり、より多くの大型トラック運転手を養成したりすることはできない」と指摘した。

 

Inflation Outlook

European Commission forecasts see consumer prices rising an annual 3.5% in 2022, 1.7% in 2023

Source: Eurostat, European Commission

 

 

原題:Lagarde Says ECB Will Act at ‘Right Time’ But Only Gradually (1)、Lagarde Says Any Adjustment to ECB Policy Will Be ‘Gradual’(抜粋)

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