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米航空各社と当局、搭乗禁止リストの作成準備-乗客の乱暴行為増加で

  • マスク着用巡る暴力行為などの急増で航空会社などが取り組み強化
  • 昨年は乱暴行為の72%がマスク着用に関連-連邦航空局
Passengers watch inflight entertainment (IFE) while sitting in economy class during an American Airlines Group Inc. Boeing 777-200 flight from Los Angeles International Airport (LAX) in Los Angeles, California, U.S., on Thursday, Oct. 1, 2020.
Passengers watch inflight entertainment (IFE) while sitting in economy class during an American Airlines Group Inc. Boeing 777-200 flight from Los Angeles International Airport (LAX) in Los Angeles, California, U.S., on Thursday, Oct. 1, 2020. Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

米大手航空各社はバイデン政権と協力し、言動が特に乱暴な乗客を民間航空会社の便から締め出す搭乗禁止リストの作成に取り組んでいる。客室乗務員や空港職員、他の旅行者への攻撃が増加していることが背景にある。

  事情に詳しい関係者2人によると、この問題を巡る航空各社と業界団体エアラインズ・フォー・アメリカ(AFA)、国土安全保障省、運輸保安局(TSA)との話し合いは過去半年ほどで活発になった。協議の一部には航空会社の労組も参加しているという。非公開情報であることを理由に同関係者は匿名で述べた。

  こうした取り組みは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で機内マスク着用が義務化されて以降で増えた乗客の乱暴行為に対し、航空業界が対応を強めている姿を浮き彫りにする。連邦航空局によると、昨年は5981件の乱暴行為が報告され、その72%がマスクに関連するものだった。

  関係者の1人によると、これまでのところ搭乗禁止リストを巡る最大の難関は、どのような場合にリストに載せるかの統一基準の設定。このほか、どの連邦機関がシステムを監督・管理するのかなども頭の痛い問題になっているという。

原題:

Unruly Travelers Push U.S. Airlines, Agencies Toward No-Fly List(抜粋)

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