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クレディ・スイスが特別報酬、通常賞与の大幅減少を埋め合わせ

スイスの銀行、クレディ・スイス・グループは、シニアバンカーらに追加の長期報酬を付与する。通常のボーナス原資を32%減らすことの影響を緩和する。

  特別賞与は大半のマネジングディレクターとディレクターが対象となり、同行が向こう3年の計画を達成することが条件になる。1回限りのこのボーナスの総額は約5億スイス・フラン(約630億円)。これを含めても変動報酬の総額は2020年に比べ約15%減になるという。

  事情に詳しい関係者によれば、クレディ・スイスの業績不振を受けてスイス当局が報酬を制限した。同行は人材流出に備えていると、ブルームバーグが報じていた。

クレディSのボーナス総額10%減、当局の反対で増額から反転-関係者

  クレディ・スイスは、ボーナス支払いの大きな部分を前倒しすることで人材つなぎ留めを図っている。当座の現金支払い部分は2021年のボーナス原資の40%と、前年の2%から上昇したという。ただ、他社に移籍すればこのボーナスは返還を求められることがあり得る。

  クレディ・スイスは変動報酬コストが10億フラン増えることもあり、今後1年の費用は膨らむとの見通しを示した。

 

原題:

Credit Suisse Gives Special Award to Cushion Steep Bonus Cut(抜粋)

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