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ウーバー株急伸、10~12月期売上高は市場予想上回る-乗客数堅調

更新日時
  • 10-12月期売上高は83%増の58億ドル、グロスブッキング51%増
  • アクティブユーザー過去最多、オミクロン株流行による影響抑制

配車サービス大手、ウーバー・テクノロジーズの株価が9日の決算発表後の時間外取引で急伸。昨年10-12月(第4四半期)決算では、売上高がアナリスト予想を上回り、アクティブユーザー数は過去最多を記録した。新型コロナウイルスのオミクロン変異株流行による事業混乱への懸念は後退し、株価は一時9.5%上昇した。

  発表資料によると、売上高は83%増の58億ドル(約6700億円)。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は54億ドル。

  ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「オミクロン変異株が12月下旬にビジネスに影響を与え始めたが、モビリティー事業はすでに回復し始めている」と述べ、直近の1週間のグロスブッキングが1カ月前に比べて25%増加したことに言及した。

  

Uber Vehicles As Earnings Figures Released
サンフランシスコのウーバー・テクノロジーズ本社
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  配車や食品宅配、貨物輸送を含むグロスブッキングは10ー12月期に259億ドルと、前年同期比で51%増加した。月間アクティブ・プラットフォームユーザーは、過去最高の1億1800万人に達した。

  ライバルのリフトと同様、ウーバーも新型コロナのパンデミック(世界的大流行)前の水準に乗客数を回復させる取り組みはオミクロン株流行で難航している。配車サービスを含むモビリティー事業のグロスブッキングは前年同期比67%増加し113億ドルと、アナリスト予想平均と同水準だったが、新型コロナ禍前の水準をなお16%程度下回る。

  ウーバーはオミクロン株の影響を踏まえ、1-3月(第1四半期)のグロスブッキングが250億-260億ドルにとどまるとする控えめな見通しを示した。

  新型コロナのパンデミックでウーバーの事業構成は根本的に変化しており、同社は乗車需要の落ち込みを受けて宅配事業を強化。食料品やアルコール飲料などもサービス対象としたことが、デリバリー事業のブッキングがモビリティー事業を上回る一因となった。デリバリー事業の調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は2500万ドルに達した。

  ウーバーやリフトの業績回復の鍵となる課題は、顧客の需要を満たすのに必要なドライバーが不足していることだ。需給の不均衡がより長い待ち時間や料金上昇につながっているが、コスロシャヒCEOはアナリスト向け電話会見で、状況は改善していると説明した。 

Bigger Share

Delivery has grown to comprise the majority of Uber's gross bookings

Source: Bloomberg

 

原題:Uber Jumps After Fourth-Quarter Sales Beat Estimates (1)

(抜粋)

(1-3月期の業績見通しなどを追加して更新します)
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