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ジョンソン首相の解任「不可避」と重鎮、自発的退陣を要求-英紙

更新日時
  • ウォーカー議員は、国益のために自発的に退陣するよう首相に求めた
  • 「彼が去る結果になろう。そこで彼に何らかの主体性を望む」と発言

ジョンソン英首相が、いわゆる「パーティーゲート」疑惑を巡り与党保守党の党首を解任されることは「避けられない」と党の有力議員が、英日曜紙オブザーバーとのインタビューで語った。

  ジョンソン首相は新型コロナウイルス対策の制限の下で、規則違反のパーティーが官邸などで繰り返された疑惑の渦中にあるが、首相の擁護に力を入れる支持者も党内には存在する。

  党首選を管理する保守党議員委員会(1922年委員会)の副委員長経験者、チャールズ・ウォーカー下院議員はオブザーバー紙に対し、「彼が去る結果になろう。そこで彼に一定の主体性を望む」と述べ、国益のため自発的に退陣するよう首相に促した。

U.K. Prime Minister Boris Johnson Braced For Probe Into Lockdown Parties
ジョンソン英首相
Photographer: Jason Alden/Bloomberg

  パーティーゲート疑惑を背景に保守党内では首相に造反する動きが広がり、ジョンソン氏の党首解任を求める複数の書簡が議員委員会に届き始めている。

  その数が保守党に所属する下院議員の15%に相当する54通に達すれば、ジョンソン氏の不信任投票が実施されることになる。

  6日付の英日曜紙サンデー・タイムズによれば、ジョンソン首相は早ければ今週にも投票が行われる可能性に備えている。首相顧問らは現在の総数を35-45通と見積もっているが、50通を上回るとの予想もある。

  クワーテング民間企業・エネルギー・産業戦略相は6日のBBCの番組で、「実際のところ何通届いているか分かる人間がいるとは思わない」と語った。

  ジョンソン首相は、パーティーゲート疑惑に関連し、ローゼンフィールド首席補佐官やレイノルズ秘書官を含む側近らが先週相次いで辞任したことを受け、後任の首席補佐官に欧州連合(EU)離脱担当相を務めたスティーブ・バークレー氏を起用するなど、主要ポストの補充を急いだ。 

原題:Johnson’s Departure Inevitable, Tory Loyalist Tells Observer (2)Boris Johnson Seeks Reset Over ‘Partygate’ With Time Running Out(抜粋)

(不信任投票に関する情報を追加して更新します)
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