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原油価格、7週連続高に向かう-WTI90ドル突破

  • 需給逼迫や地政学的な緊張、米国での寒波に対する懸念が強まる
  • WTIは一時90.89ドル-2014年10月以来の高値

原油価格が7週連続の上昇に向かっている。急速に広がる需給の逼迫(ひっぱく)感や地政学的な緊張、米国での寒波に対する懸念が強まった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は1バレル=90ドルを突破し、今週に入り4%を超える上昇となっている。北海ブレント先物は年初から18%値上がりし、ゴールドマン・サックス・グループなどは100ドルに達すると予想している。

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WTI and Brent have rallied on OPEC+ doubts, tensions in Ukraine
 
 

  WTIはシンガポール時間4日午前9時41分(日本時間同10時41分)現在、0.5%高の90.69ドル。一時は90.89ドルと、2014年10月以来の高値を付けた。ICEフューチャーズ・ヨーロッパ取引所の北海ブレント(4月限)は0.4%高の91.44ドル。

  シンガポールに本社を置くJTDエナジー・サービシズのディレクター、ジョン・ドリスコル氏は「堅実なファンダメンタルズで原油価格は前向きなままだ」と指摘。 石油輸出国機構(OPEC)が生産目標を達成できていないことにも言及した。

  OPECと非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は、協調減産縮小に伴う現行の小幅な供給拡大ペースを3月も維持することで2日に合意したが、OPECプラス全体として、約束した供給を十分履行できない状況が明らかになり、原油不足の可能性を市場は不安視している。

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原題:Roaring Oil Market Heads for Seventh Weekly Gain as WTI Tops $90 (抜粋)

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