米新規失業保険申請件数、2週連続減少-オミクロン株の影響緩和
Raeedah Wahid
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先週の米新規失業保険申請件数は2週連続で減少となった。オミクロン変異株による新型コロナウイルス感染拡大を背景に、それまでの数週間は急増していた。
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失業保険の継続受給者数は22日終了週に163万人に減少した。
失業保険申請件数は過去1年にわたっておおむね減少してきた。労働力不足が続く中で企業は人材の確保に追われており、レイオフは過去最低水準にある。
米労働省が4日に発表する1月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比15万人増と現時点では予想されている。ADPリサーチ・インスティテュートが2日発表した米民間雇用者数は30万1000人減少と、2020年4月以来の大幅な落ち込みを示していた。
米民間雇用者数、オミクロン株直撃で予想以上に急減-ADP統計 (1)
季節調整前ベースの新規申請件数は1万1728件減の25万7002件。オハイオ、ケンタッキー、イリノイ各州で減少が目立った。一方、ペンシルベニア、ミシガン、インディアナ各州が最も増加した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:U.S. Jobless Claims Decline for Second Week as Omicron Eases、U.S. Weekly Jobless Claims Fell 23K to 238K; Est. 245K(抜粋)
(統計の詳細を加え、更新します)
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