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東京の1週間後の感染2万4000人超、「医療体制ひっ迫」-専門家

国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は3日、オミクロン株による新型コロナウイルス感染の急拡大が続く中で、東京都の新規感染者数は1週間後に2万4000人を超えるとの試算を示した。

  大曲氏は都のモニタリング会議で、足元の増加比が継続すると「2月10日の推計値は1.54倍の1日当たり約2万4756人」と分析した。

  同会議では、医療提供体制について「ひっ迫している」と警戒レベルを4段階で最高位の「赤」に引き上げた。感染状況も最も深刻な「大規模な感染拡大が継続」との判断を示す「赤」に据え置いた。

東京都のコロナ新規感染者数

出所:東京都

  都の2日の新規感染者数は1週間前(1万4086人)の1.5倍に当たる2万1576人と過去最多を更新。病床使用率は51.4%(1週間前42.8%)に上昇した。

  都は1月21日から「まん延防止等重点措置」期間に入っている。東京都は緊急事態宣言の要請を検討する新たな基準について、重症病床の使用率や7日間平均の新規感染者の数を用いる方向で調整を進めていると、TBSが3日、関係者への取材を基に報じた。モニタリング会議で専門家の意見を踏まえ、早ければ今週中にも発表される見通しという。

警戒度感染状況医療提供体制
 赤大規模な感染拡大が継続体制がひっ迫している
 橙感染が拡大している通常医療を制限、体制強化が必要
 黄感染拡大の兆候がある体制強化の準備が必要
 緑感染者数が一定程度に収まる平時の体制で対応可能
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