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メタ株急落、10~12月ユーザー伸び停滞-1~3月見通し予想未達

更新日時
  • ユーザーの時間を巡る競争激化に加え、動画への関心シフトを感知
  • メタバースと仮想現実への投資含む部門は大幅な営業赤字
Signage in front of Meta Platforms headquarters in Menlo Park, California, U.S., on Monday Jan. 31, 2022.

Signage in front of Meta Platforms headquarters in Menlo Park, California, U.S., on Monday Jan. 31, 2022.

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)の2021年10-12月(第4四半期)決算ではユーザー数の伸びが足踏み状態となった。また同社が示した今年1-3月(第1四半期)の見通しは市場予想を下回った。今後の成長を巡る懸念が高まり、株価は時間外取引で一時24%下落した。

  10-12月の月間ユーザー数は29億1000万人と、前期からほぼ横ばいで、アナリスト予想の29億5000万人にも届かなかった。同社はユーザーの時間を巡る競争激化の影響や、広告の収益性がさほど高くない動画への関心シフトを感知している。

  1-3月の売上高は270億-290億ドル(約3兆900億-3兆3200億円)を見込む。アナリスト予想は302億5000万ドルだった。

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メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)
Photographer: Michaela Handrek-Rehle/Bloomberg

  メタは重大な岐路に立っている。多くの分野で規制当局と対立しているほか、メタバース (仮想空間)に賭ける、コストの高い企業戦略シフトを正当化しようとしている。長年、フェイスブックの成長は決して止まらないよう見えたが、現在は、広告事業の将来の顧客となる若いユーザーが娯楽やコミュニティーでTikTok(ティックトック)やユーチューブなどのプラットフォームを選ぶ流れが進んでいる。

  将来の方向性を明示するため社名を「メタ」に昨年に変更した同社はこの日、今年上期(1-6月)に株式ティッカーを「META」にすると説明した。現在は「FB」として取引されている。同社の株価は通常取引を323ドルで終了した後、時間外取引で一時244ドルとなった。

  10-12月の純利益は103億ドル、1株当たりでは3.67ドル。1株利益のアナリスト予想は3.84ドルだった。売上高は336億7000万ドルで、アナリスト予想(334億3000万ドル)を上回った。

  メタはメタバースと仮想現実(VR)への投資を含む部門の業績を初めて公表した。同部門の営業損益は33億ドルの赤字だった。

原題:Facebook Shares Plunge as Users Stall, Forecast Falls Short、Facebook Shares Plunge as Users Stall, Forecast Falls Short (2)(抜粋)

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